債務とブラックリストその3
返済に苦しむことは、本人は自業自得でしょうが、家族や身内は大変ですよね。
借金がこれ以上、できなくなるということは、返ってラッキーなことかもしれません。
それから、一度、ブラックリストに載ったらローンも組めないという心配をしている人も多いと思います。
例えば、住宅ローンの場合、自己破産時の債権者以外の銀行であったならば、10年以降にはローンを組めると言われています。
ですから、説明してきましたように、ブラックリストに載りたくないために、自己破産したくない、債務を全部、支払いたいと言うのは、間違っているのではないでしょうか。
結果的に言えば、ブラックリストに載ることは、必要以上に拒絶することではないと思います。
ですが、中にはどうしてもブラックリストに載りたくない、と言う人もいるでしょう。
そんな方のために、債務と返済と、ブラックリストに載る情況をご説明したいと思います。
まず、債務をすべて完済している場合はどうでしょうか?
支払いがすべて終わっている方の場合、支払いが滞っているケースではありません。
ですから、ブラックリストには載らないのです。
ただ、消滅時効があるので、完済してから10年のうちに、弁護士に依頼する必要があります。
完済してから弁護士に依頼すれば、ブラックリストに載らない、このために一生懸命、完済する方もいます。
完済するのはもちろん、良いことですが、沢山のお金を一度に工面するのは相当、大変なことですよね。
債務とブラックリストその2
どこも貸してくれない、ブラックリスト該当者を対称とした、ヤミ金と呼ばれる業者もあるようですね。
ですが、そういうところは、足元を見て、金利がかなり高くなっています。
それでも借りる人がいて、社会問題にもなっています。
ブラックリストに自分が載るか、載らないか、これは、支払いが一番のポイントです。
滞っていなくて順調に支払い続けている人は何の問題もありませんし、ブラックリストに載ることもないでしょう。
ですが、現在、支払いが滞ってしまっている人は、今後、任意整理で債務を支払うか、自己破産して支払わないか、それが問題になってきます。
自己破産をした場合、ブラックリストに登録されるでしょう。
そして、お話したように、しばらく借り入れが不可能になります。
ですが、このブラックリスト入りは、恐れることはないのです。
良く考えてみれば、自己破産まで行った人は、そこにたどり着くまで、返済を滞納しているでしょう。
ですから、すでにブラックリストに名前が載っていると言って良いと思います。
簡単に言えば、自己破産するか、しないかで、悩んでいる人が、ブラックリスト入りを心配する必要はないということです。
ブラックリストは、破産の記録が残れば、過剰融資を防止することが出来ます。
ですから、借金を繰り返している人にとっては、リストに載り、借りられなくなったほうが良い場合もあります。
ギャンブル癖が強く、いつも借金をしてしまい、年中、返済に追われている方は一種の病気です。
貸金業法と債務整理
貸金業法の改正は、債務整理に関してもかなり影響を与える事になりました。
2006年に改正の内容が成立し、2007年から段階を踏んで実施されている貸金業法の改正ですが、その中でも一番債務整理に影響するのは、やはりグレーゾーン撤廃でしょう。
これによって、金利がかなり見直しされるからです。
実際にグレーゾーンが撤廃されるのは、2010年の6月からなのですが、それを見越し、既に多くの金融会社が金利の見直しを行っています。
その為、債務整理の状況も刻一刻と変わっているようです。
具体的には、金利に関するトラブル、あるいは解決というものが増えてきているのです。
トラブルに関しては、特に金融企業の金利の宣伝方法や、実際にどれくらいの金利が付くかわかりにくいといった苦情が増えているみたいですね。
現在、貸金業界では金利競争が勃発しています。
少しでも安い金利をという事で、顧客を多く抱える為に金利の引き下げ合戦が行われているのです。
ですが、その一方で、いかに実質的な金利と最低金利を剥離させるかという方法もいろいろ考えられています。
つまり、特殊な条件下における金利を引き下げ、その金利を大々的に宣伝広告に使用し、ノーマルなキャッシングの場合は結構高い金利で貸付を行うという手法が見られるようになったということです。
こういった方法が一般化したことで、トラブルが増えているのです。
一方、解決というのは、元々債務整理中だった債務者と債権者が、金利引下げに伴い、返済額を緩和して和解に至るというケースです。
債権者としても、この忙しい時期にあまり多くの案件を抱えたくないという事情があるのでしょう。
結構こじれていた話し合いが和解するというケースが多く見られているようなのです。
いずれにせよ、今後さらにそういった話は増えてくるのではないでしょうか。